2006年02月02日

戌年だけに、今年の主役

Grafpup
今年に入ってはやひと月が過ぎてしまった.年明けから Intel Core Duo プロセッサが話題にのぼるなど,さい先の良い話がもちあがったと思えばライブドアショックと呼ばれるプチバブル崩壊的なできごとがあったりと,波瀾万丈なスタートを見せた IT 業界だが,年末にはかねてより噂されている Vista の登場などが控えていることもあり,全体的には活気に満ちた年として過ごせそうな予感がしている.はて,何かお忘れではないだろうか?2006 年,Vista の登場,すぐそこに迫ったバレンタインデー(笑)…いやいや.今年は戌年なのである.IT 業界はドッグイヤーだと呼ばれる(最近はラットイヤーといわれているが)位変化の激しい業界であり,犬とのかかわりも浅くは無い.本日紹介するのは Grafpup Linux.Puppy Linux ベースのコンパクト Linux ディストリビューションである.戌年ならではの非常に愛らしいイラスト調の犬がトレードマークで,Puppy のようなコンパクトさを売り物にしている.100MB に満たないボディに GIMP や Operaをはじめとして多種多様なソフトが搭載されている点が特徴で,オフィススイートまではいかないが,きちんとワープロも付属しており,USB メモリなどに忍ばせておけば,どこへでも普段の環境を持ち歩くことができる点が魅力的だ.ブートすると荘厳な起動画面が出迎えてくれ,優秀なハードウェア検出能が数々のハードウェアを自動認識して使えるようにしてくれる.また驚くべきことに,Grafpup はそれだけコンパクトで強力な環境でありながらも,きちんと GUI を搭載しているのである.標準のデスクトップは IceWM と呼ばれるコンパクトで美しいウィンドウマネージャで,Windows のように操作できる点も魅力的である(もちろん GNOME や KDE のような高機能を期待してはいけない).パッケージ管理のために RPM や DEB を標準で利用することは出来ないが,GUI で管理できる優秀なパッケージマネージャが付属しているため,tar ボールでの管理も苦ではないだろう.カーネルは 2.4 系のため,大規模なシステムには向かないが,うまく使えば強力なツールになることは間違いない.残念ながら日本語環境は標準サポートされておらず,日本語を使うには容量の拡大を覚悟した上で自前でよういする必要がある.この点は今後の国際化サポートに期待したいところである.戌年の今年,Linux をはじめようと目論むあなたに,ぜひ試していただきたいディストリビューションである.

関連リンク:
[Grafpup]
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posted by tkr at 18:25 | Comment(0) | TrackBack(1) | Linux
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Windows Vistaの周辺
Excerpt: VistaはかなりのハイスペックPCを要求しているようですね。いまあるパソコンでは動作しないという心配もあります。Vistaに関
Weblog: 高性能で割安なパソコンのメキキ
Tracked: 2006-07-11 20:32
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