クラウド上にデータを保存するというスタイルが定着するに連れ、個人レベルでの意識的なバックアップの重要性は薄れているように思う。
失われてはいけないデータ類であればクラウド上に保存して、システムを復帰させた後に同期すればいいだけだし、ダウンロードによる入手が主流となったソフトウェアも、この流れを後押ししているように思う。
これとは反対に、フリーソフトウェアの立場から現状を眺めると、ある会社のクローズドなクラウドシステム上にデータを預けることへの不安感/不信感があるのも事実だろう。
だがしかし、個人レベルのサーバクラスタとして構築されたクラウドにデータを預けるというのは、ある会社に預ける以上の不安がある。
となれば、やはり従来通りのバックアップが必要になってくる。
また、先に挙げたクラウドを運営する側には、これまで以上にしっかりとしたバックアップが求められてくるのは間違いない。
本日紹介するのは Nouva Linux。
パーティション単位でのイメージバックアップを提供するPartcloneのフロントエンドとして動いてくれるLinuxディストリビューションである。
この手のディストリビューションの慣習に倣って、NouvaもLiveCDとして提供されている。
LiveCDから起動し、ターゲットのディスクを読み込んでイメージを仕立て上げるという寸法だ。
ベース言語はフランス語と英語で、シンプルなダイアログでバックアップイメージを作成することができるため、少し英語が読める程度の語学力でも、実用には十分だろう(事実、私もそのぐらいの語学力しか無い)
もちろんバックアップからのリストアも同じダイアログから行うことができるようになっているため、使い方で困ることはそう無いだろう。
加えて、バックアップソフトの雄、Clonezilla互換のイメージにも対応しており、幅広い使い方を考えることができる。
ウェブサイトはフランス語と英語で用意されているが、サポートフォーラムや使い方ドキュメントはフランス語によるものなので注意したい。
バックアップソリューションを探しているならば、一度試してみると良いのではないかと思う。
関連リンク:
[Nouva Linux]
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